Y10 156A系のカタログ情報。Y10 156A系のエンジン、トランスミッション、内外装の仕様、燃費情報など詳細なスペック情報を、最新グレードから過去モデルまで、あなたの欲しい情報がどこよりも詳しく探せます。
アウトビアンキY10は日本でも馴染みの深いA112の後継モデルとして1985年のジュネーブショーで発表された小型FF車だ。「コンパクトな高級車」という位置づけで開発が行われたY10は、後にフィアット系各車に用いられるFIREエンジンを先行して搭載したほか、オメガアーム・リア・サスペンションなど新技術が多く採用されている。全長×全幅×全高が3392×1507×1430mmというコンパクトなボディは空力特性にも優れ、空気抵抗係数Cd=0.31を実現している。搭載されたエンジンは、45psを発揮する999cc直4SOHC(FIREエンジン)、55psを発揮する1049cc直4SOHC、そして85psを発揮する1049cc直4SOHCインタークーラー・ターボというラインナップが展開された。なかでも、このターボ・エンジンは当時のヨーロッパでは最小のターボであった。1989年にはマイナーチェンジを行い、シングルポイント・インジェクションをそなえて57psを発揮する1108ccの直4SOHC(FIREエンジン)が加わり、ターボに代わるGti.e.グレード用にはマルチポイント・インジェクションで、78psを発揮する1300cc直4SOHCがラインナップされた。さらに、1992年にもマイナーチェンジを行い、内外装が大幅にリファインされた。
日本にも第2世代となる1.3リッターSOHCエンジンを搭載するGTt.e.をメインに正規輸入も行われたY10。小さな高級車と呼ぶに相応しく、上級グレードにはパワーウィンドウや集中ロック、エアコンなども備わり、ダッシュボードやドアトリムにはアルカンタラ素材が用いられている。また、限定車などもリリースされている。
我が国ではアウトビアンキ・ブランドで販売されたY10だが、ヨーロッパの多くのマーケットではランチアY10として販売されていた。バリエーションも豊富で4WDモデルやCVTミッション搭載モデルもラインナップされたほか、FILAやMISSONIなどのアパレルブランドのリミテッド・モデルも生産されている。
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