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ロータス・セブンのデビューがデビューを飾ったのは1957年のロンドン・ショー。レースにも出場できるリアルスポーツというコンセプトのもと、市販パーツを流用したキットフォームとして販売が開始された。鋼管で組まれた簡易なスペースフレームと、部分的に応力を受けることを前提としたアウタースキンが与えられたボディに搭載されたのは最高出力40psの1172ccのフォード製ユニットであった。こうしてヒストリーを刻み始めたセブンは1960年にS2へと進化する。このS2はノーズコーンやフェンダー形状などエクステリアが刷新されただけでなく、エンジンラインナップも見直されている。そして、中でも85psを発生するフォード109Eコスワースユニットを搭載する高性能バージョンには「スーパーセブン」という名称が与えられたのである。さらに、セブンは1968年にサスペンションやエクステリアに変更が加えられたS3モデルがデビューする。このS3モデルにもスーパーセブンは設定され、エランと同様に90psを発生するロータス・ツインカム・ユニットが搭載された。もちろん、キットフォームでもリリースされていたセブン/スーパーセブンには、この他にもさまざまなパワーユニットが用意されていた。こうして進化を重ねてきたセブンだが、1970年に登場した最終モデルS4では路線変更が図られ、従来のロードゴーイングレーサー的なスタイルから一転、ロードカーを意識したエクステリア、インテリアが与えられた。
スーパーセブンという名称が正式に与えられたS2モデルにはフォード109Eコスワースユニットのほか、スタンダード・スーパーセブン用としてフォード116Eユニットや、116Eにコスワース製パーツが与えられた116Eコスワースなど、数種類のエンジンが用意された。また、S3モデルにはロータス・ツインカムのほか、125psを発生するホルベイ・チューン仕様のロータス・ツインカム、スタンダードモデル用として120psを発生するホルベイ・チューン仕様のフォード225E(OHV)など、複数のエンジンが用意されていた。
現在でもロータス・セブンの製造権を手に入れたケーターハム社によってセブンの生産は続けられている。ロータス・セブンのデビューから約50年、エンジンやサスペンションは近代的なアレンジがなされるが、その基本構造は今日にも継承されている。
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