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1962年にデビューしたMG-Bはイギリスを代表するライトウェイト・スポーツカーのひとつ。今日の目にはクラシカルに映るエクステリアだが、当時としては珍しいモノコック構造を採用するなど、スポーツカーブランドであるMGらしく先進的なメカニズムも採用していた。全長×全幅×全高:3893×1516×1254mmというコンパクトなオープン・ボディに搭載されるエンジンは1.8リッターの直4OHVで、最高出力は95psをマークした。また、1965年にはクーペモデルとなるMG-B・GTがラインナップに加わる。この後も細かな改良を重ねたMG-Bは1974年に大規模なマイナーチェンジを受けることなる。最大の変更点は北米での安全基準が強化されたことに対応したバンパーで、それまでの美しいメッキバンパーに代わって、ウレタン製の大型バンパーがそなわるようになった。しかしながら、その人気は衰えることなく、1980年の生産終了までに累計で52万台あまりのMG-Bがラインオフしている。
基本的に単一モデルで展開されたMG-Bだが、派生モデルは数多く誕生している。オリジナルの1.8リッター・エンジンも1トン満たない車両重量には十分なポテンシャルであったがモアパワーを望む声も多く、1967年には150psを発生するオースチン・ヒーレー3000用の直6OHVを搭載したMG-Cがデビュー。また、1973年にはMG-B・GTのボディに137psを発生するローバー製3.5リッターV8エンジンを搭載したMG-B・GT・V8がデビューしている。一方、これらのハイパワーモデルの誕生とは相反するが、年々厳しさを増していった北米の環境基準に対応すべくキャブレターなどを変更したモデルも生産されている。ちなみに日本に正規輸入されたモデルはこの北米仕様であった。
じつに18年という長きにわたって作られたMG-B。1974年末からデリバリーされた北米(そして日本)向けモデルは安全対策としてウレタン製バンパーが装着されただけでなく、排ガス対策を施したため最高出力は65psまでダウンしている。
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