グランドボイジャー RG系のカタログ情報。グランドボイジャー RG系のエンジン、トランスミッション、内外装の仕様、燃費情報など詳細なスペック情報を、最新グレードから過去モデルまで、あなたの欲しい情報がどこよりも詳しく探せます。
83年にクライスラーからデビューしたボイジャーは、ミニバンというカテゴリーを作りだし、今の日本のミニバンブームの先駆けとなった。そのショートホイールベースのボイジャーと比べ、全長は5110mm、ホイールベースは150mm長い3030mmとするロングホイールベースのモデルが、グランドボイジャーだ。日本へは97年に導入。乗用ドアと両側スライドドア、ハッチゲートをもつ3列シートの7人乗り仕様となる。01年にデビューしたモデルでは、高級ミニバン市場を席巻した従来モデルをさらに発展させている。クラシックなヨーロピアンスタイルのフロントマスク、斬新なウェッジシェイプデザインが調和し、高級感あふれるスタイリングも魅力である。駆動方式は、FFを基本に、4WDもラインナップ。右ハンドルのみ。サスペンションの改善やボディ剛性のアップによりハンドリングがより正確に。日本のL クラスのミニバンと比べても一回り大きなボディサイズではあるが、慣れれば取り回しにおいて問題はないだろう。広大な室内空間にアンダートレイや小物入れ、カップホルダーといった機能性も充実。余裕のクルージングを味わえる。
グレードは、FFのリミテッドと4WDのリミテッドAWDの2つ。駆動方式以外、大きな違いは見られない。安全装置は、ミニバン初となる運転席エアバック、そして助手席&サイドエアバック、ABSなど。なお、リミテッドにはトラクションコントロールが装備されている。エンジンは、3.3リッターV型6気筒OHVを搭載し174馬力/5100rpmを発生。トランスミッションは4速ATのみ。リアドアはハッチゲートタイプで、運転席のスイッチやリモコンで自動開閉が可能。多彩なシートアレンジを楽しめることも特徴で、2列目と3列目は脱着が簡単にでき、さらに組み合わせも自由。ウォークスルーにしたり、ラゲッジを拡大したりすることも可能。ドライバーシートは、メモリー機能により、2名分の好みのシートポジションをあらかじめ記憶させることが可能。レザーシートなども標準装備する。
生産計画がスタートしたのは、77年。従来のステーションワゴンと同様の快適性をもちながらも、より広いキャビン、より優れた多用途性と経済的な安心感を兼ね備えたクルマを目指し、開発された。着手した際は、「マジックワゴン(魔法のワゴン)」と呼ばれていた。83年に生産がスタートした後は、他に先駆け、エアバック、ABS、電動シート&ドアミラーなどを導入し、進化を遂げる。自動車専門誌からは「デトロイトが生んだ数十年に一度の画期的なモデル」と絶賛された。
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