914 914のカタログ情報。914 914のエンジン、トランスミッション、内外装の仕様、燃費情報など詳細なスペック情報を、最新グレードから過去モデルまで、あなたの欲しい情報がどこよりも詳しく探せます。
ポルシェの市販車として初となるミッドシップレイアウトを採用した2シーターモデルで、ポルシェとフォルクスワーゲンの合弁会社である「VWポルシェAG」によって生産された。356で自動車メーカーとしての基礎固めに成功したポルシェが、その後継モデルとして911をデビューさせたのが1964年のこと。911は356と比べて販売価格も大幅に上がってしまったため、若年層でも購入できるエントリーモデルを必要としたポルシェが、当時から密接な関係にあったフォルクスワーゲンの協力を受けて1969年にデビューさせた。シャシーの設計・開発はポルシェが行ったが、エンジンを始めとする各種パーツは、生産コストを抑えるため、可能な限りフォルクスワーゲン製が流用されている。ボディの製作は「カルマン・ギア」も手がけたドイツのコーチビルダー、カルマン社の手による。シャシー・フレームは911の開発でノウハウを得たボディ一体型モノコックが採用され、サスペンションも、フロントがマクファーソンストラット、リアがセミトレーリングアームという、911と同じ形式が踏襲されたが、リアに関しては従来のトーションバーに変わって、ポルシェの市販車として初めてコイルスプリングが採用された。ボディ形状は、取り外し可能なルーフを備えるタルガトップボディとなり、前後には実用的な容量を誇るトランクルームを装備。取り外したルーフは、リアのトランクルームに収納することもできる。その生産は、後継モデルとなる924へとバトンタッチするまでのわずか6年間という短さで幕を閉じた。
VW製1679cc水平対向4気筒OHVを搭載する914と、911T 2.0に採用されていた1991cc水平対向6気筒SOHCを搭載する914/6の2グレードがデビュー。組み合わせられるトランスミッションはいずれもポルシェ製5速MTである。登場から2年後の1972年には914/6の生産は終了し、翌1973年にはそれに代わって排気量を1971ccまで拡大した4気筒モデル、914 2.0が登場した。74年にはベーシックモデルである914の排気量が1795ccまで拡大。1976年に後継モデルである924へと道を譲っている。
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