500 CA系のカタログ情報。500 CA系のエンジン、トランスミッション、内外装の仕様、燃費情報など詳細なスペック情報を、最新グレードから過去モデルまで、あなたの欲しい情報がどこよりも詳しく探せます。
ユーノスブランドにおけるミドルクラスセダンの筆頭がユーノス500で、登場は1992年2月。メカニズム的にはクロノスからの派生モデルになるが、ボディサイズも排気量も5ナンバー枠に収まっているのが、他のクロノス一派とは決定的に違うところだ。一番の見所といえば、流麗で抑揚感もたっぷりの個性的なスタイリングに尽きる。当時、国内での反響はそれほどでもなかったが、デザインにうるさいヨーロッパ市場において大絶賛とともに受け入れられた経緯がある。ユーノスブランドそのものが消滅する1995年末まで生産されながら、販売台数的には決して成功したとはいえないユーノス500。ただ「5ナンバー車はボディサイズからしてエクステリアのデザインに制約がある」という常識を見事に覆しただけでなく、のちにヨーロッパの自動車メーカーに大きな影響を与えたという意味でもセンセーショナルな1台であったのだ。
用意されたエンジンは1.8リッター140psと2リッター160psの2タイプで、いずれもV型6気筒。前者にはベーシックグレードの18Dのみ、後者には20F、CDチェンジャーを装備した20F-SV、本革シートと運転席エアバッグが標準装備された20Gの計4機種が当初のラインナップだ。その後1992年12月に20Fベースの本革シート仕様となる20F-Xを追加。さらに1994年3月には、拡販を目的として115psの1.8リッター直列4気筒を載せる18Jと18Kがカタログモデルとして名を連ねることに。同時に2リッターモデルも20E、20Fレザーパッケージ、20GTiという体系になった。
ユーノス500に与えられた「10年基準」というキーワード。これは開発時にマツダが抱いた「10年乗れるクルマを」という思いの現われだ。その最たる例が、耐久性に優れるハイレフコートなるボディ塗装の採用。ミドルクラスとしては他に類を見ないほど層が厚く、深みやツヤはまさしく高級車レベルといえるものであった。
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