インプレッサ WRX GC/GF系のカタログ情報。インプレッサ WRX GC/GF系のエンジン、トランスミッション、内外装の仕様、燃費情報など詳細なスペック情報を、最新グレードから過去モデルまで、あなたの欲しい情報がどこよりも詳しく探せます。
90年代初め、レガシィRSでWRCを戦っていたスバルラリーチームは、戦闘力がより高いモデルの投入を要請。そこで92年11月に登場したのが、インプレッサに2L水平対向4気筒ターボエンジンを搭載したWRXだ。レガシィよりもボディが軽量コンパクトなのはもちろん、ボンネットのアルミ化やバンパー&リーンホースメントの変更によって、主にオーバーハング部を軽量化。また、サスペンション取り付け部の剛性を高めるなど、コンペティションユースを前提にした設計が随所に見て取れる。4WDシステムには、ベベルギヤ式センターデフが前後50:50の駆動トルク配分を行うフルタイム式を採用する。
WRCのレギュレーションに合わせて96年以降は毎年マイナーチェンジが行われたが、シリーズを通しての基本的なグレード構成は、専用クロスミッションや鍛造アルミ製ロワアームが与えられた競技ベースのWRXタイプRAと、快適装備をひと通り備えたロードゴーイングモデルWRXの2本立て。いずれも2L水平対向4気筒エンジンを搭載し、最高出力は240馬力を発揮した。96年10月、バルブラッシュアジャスターのソリッド化などによってレブレブリミットが7500回転に引き上げられると同時に、最高出力も260馬力に向上している。その後96年9月には、エンジン自体が中空インテークバルブなどを採用した「マスター4」に進化。さらに、タービンを三菱製からIHI製に変更することで更なるハイブースト化が可能となり、最高出力はついに280馬力に到達した。98年9月のマイナーチェンジでは、フロント周りのデザインを変更。エンジンは内部を見直したフェーズIIへ進化すると同時に、前後倒立式ダンパーの採用でサスペンション横剛性も大幅に高められた。
インプレッサWRXがWRCで初勝利をあげたのは、デビューシーズンとなった94年第5戦のアクロポリス。ドライバーはカルロスサインツだ。翌95年シーズン、サインツとマクレーを擁するスバルチームは全8戦中5戦を制してメイクスタイトルを獲得。マクレーが初のドライバーズチャンピオンに輝いた。
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