MS−8 MB系のカタログ情報。MS−8 MB系のエンジン、トランスミッション、内外装の仕様、燃費情報など詳細なスペック情報を、最新グレードから過去モデルまで、あなたの欲しい情報がどこよりも詳しく探せます。
マツダは、90年代に販売チャンネルを多角化した。この販売戦略によって、プラットフォームを共用する兄弟車が多数誕生した。そのひとつがこのMS-8 で、ミドルクラス系セダンのクロノス派生モデルとして92年に登場。80年代に大ヒットしたスタイリッシュ4ドアのカリーナEDの対抗車として登場したペルソナの後継車的なポジションを担っている。ネーミングからもわかるようにアンフィニ店で販売されていた。グラマラスな3ナンバーボディは、マツダのトップグレードであるFRセダンセンティア級。しかし、搭載されたエンジンは2.5リッターと2.0リッターのV型6気筒で、駆動方式はFFと大きく異なっている。インテリアは、ロングホイールベースのFFという特徴を活かし、スタイリッシュなややロールーフながらも広い居住性を実現。さらに、現在ではミニバンなどに多く採用されているインパネシフトを採用。これによってセダンでありながら左右ウォークスルーを可能としていた。また、超大型のサンルーフによって室内の開放感もバツグン。93年にはルーフに太陽電池を装備し、室内換気を行うモデルも登場している。
搭載するエンジンは、160馬力を発揮する2.0リッターと200馬力の2.5リッターの2タイプ。ともにV型6気筒DOHCで駆動方式はFFだった。グレードはグランデールやタイプX、ツーリングなどを基本にパッケージングでサブネームが付く。また、エンジン排気量が“20”、“25”といったようにネームの頭につく。ツーリングにはLSDを装着するなど、グレードによって細かく装備が異なっている。ミッションは、全車4速AT。
マツダの多チャンネル戦略の頃のクルマは、その特徴とネーミングが一致しにくいなか、このMS-8はベースのクロノスよりも存在感のあるミドルセダンだった。当時は、RX-7をサバンナからアンフィニといったように販売チャンネルの名前を車名としていたのも特徴だ。また、RX-7のように車名を記号化する傾向にあった。ただ、この戦略はユーザーが車名とクルマが一致しないという事態を招き、さらにはバブル崩壊によって縮小傾向になった。
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