スカイライン GT−R R32系のカタログ情報。スカイライン GT−R R32系のエンジン、トランスミッション、内外装の仕様、燃費情報など詳細なスペック情報を、最新グレードから過去モデルまで、あなたの欲しい情報がどこよりも詳しく探せます。
89年8月、実に16年ぶりに甦ったGT-R(BNR32)は、世界のレベルを押し上げるだけの能力を持つ、洗練された最新鋭の超A級スーパースポーツカーであった。新設計のシャシーと駆動系がもたらすハンドリングは秀逸であり、RB26DETT型水冷直6 DOHC24バルブ・ツインターボ・エンジンは当時国内最強の280psを発し、低回転域から8000rpmのトップエンドまでスムーズに回り、ストレスを感じさせなかった。電子制御トルクスプリット型フルタイム4WDは安全で素早いコーナリング性能を与えた。R32GT-Rは、月600台ほどしか作られない特殊なスポーツカーであるというのに、94年末までに4万3934台が生産された。このBNR32をベースにグループAレースを戦うためにモディファイされ、90年3月に発売されたのが“GT-R NISMO”であった。フロントバンパーのふたつの穴、エンジンフート前端に設けられたモール、取り除かれたインタークーラーのグリルなどによる冷却性の向上、リップスポイラーによる空力特性の改善、徹底した軽量化などが行なわれていた。
400psを発するツーリングカーレース用RB26DETTのパワーに対応するために、特にブレーキに根本的な対策を施して93年4月に登場したのがGT-R“Vスペック”であり、形式こそローターは前後ベンチレーテッド・ディスク、キャリパーはフロント4ポッド、リア2ポッドの対向ピストンとオリジナルGTRとは変わらない。ホイールの17インチ化によってローターは拡大され、キャリパーにはブレンホの専用品が225/50R17というサイズのポテンザRE010Zのタイヤと8JJ×17のBBSアルミホイールとともに採用された。グループAツーリングカーレースでは、1度も勝利を明け渡すことのない完全勝利を、参戦した全シーズンで達成するという活躍をした。
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