サニー ルキノ B14系のカタログ情報。サニー ルキノ B14系のエンジン、トランスミッション、内外装の仕様、燃費情報など詳細なスペック情報を、最新グレードから過去モデルまで、あなたの欲しい情報がどこよりも詳しく探せます。
“いっぱい走ろう。12マイルサニー”なるキャッチコピーで1994年1月に登場したB14型サニー。12マイル=19.2km(/リッター)というのは1.5リッターモデルのカタログ燃費のことで、ようするに燃費の良さをアピールするフレーズだ。そんな経済性の高さだけでなく、それまでのB13と同じ全長をキープしたまま、ホイールベースを10cm以上延長することで居住空間の拡大を実現しているのも大きなアピールポイント。開発者いわく「ローレル並みの乗り心地とプリメーラ並みの居住性、さらにはマーチ並みの燃費を狙った」というコンセプトは、大衆車でも上級志向が強かった時代的背景によるところが大きい。また、リサイクル性を考えた素材の採用や各部の設計なども、高まりつつある環境対策の一環として取り入れられたものだ。1995年9月のマイナーチェンジでリアオーバーハングを45mm伸ばしてラゲッジルーム容量を拡大するとともに、フロントグリルのデザイン変更などで外装をリメイク。4ドアセダンだけでなく2ドアクーペのルキノ、5ドアハッチバックのS-RVなどもラインナップされた。ちなみに、ワゴンタイプのコンパクトSUVと言えるラシーンはB14をベースとした派生モデルだ。
85psの1.3リッター、105psの1.5リッター、76psの2.2リッターディーゼルにはFE/EXサルーン/スーパーサルーンという最量販グレードを用意。さらに1.5リッターには上級モデルとなるスーパーサルーンタイプS/スーパーサルーンGが、2.2リッターディーゼルにはアテーサ4WDを採用したEXサルーンアテーサもラインナップされていた。その他、120psの1.6リッターと140psの1.8リッターエンジン搭載モデルもあり、いずれもスーパーツーリングとスーパーツーリングタイプSの2グレードを設定。他のモデルに対して、ゆとりの動力性能とスポーティなイメージが与えられた。また1995年1月のマイナーチェンジでは、1.5リッターのEXサルーンとスーパーサルーンの間に位置付けられるCXを追加。トランスミッションは全グレードとも5速MTと4速ATが用意され、1.5リッターにはFFの他4WDモデルも設定された。
当時の日産FF車の定番だったマルチリンクビーム式リアサスペンションをいち早く採用。アクスルビームの横方向の位置決めを行うラテラルリンクにスコット=ラッセルリンクと言われる機構を取り入れ、サスペンションがバンプ側にストロークした際にもアクスルビームが横方向にスライドする動きを抑えている。またB14は、1990年代中盤に行われていたJTCC(全日本ツーリングカー選手権)のベースマシンとして使われていたことでも有名だ。
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