ナディア N10系のカタログ情報。ナディア N10系のエンジン、トランスミッション、内外装の仕様、燃費情報など詳細なスペック情報を、最新グレードから過去モデルまで、あなたの欲しい情報がどこよりも詳しく探せます。
98年8月、先代モデルのイプサム、ガイアのプラットフォームを使い、ほか2台に装備される3列目シートを取り払い、広い居住空間と広いラゲッジスペースを獲得した、全く新しいコンセプトのミニバン風セダンというジャンルを提案したのがナディア。3列目シートがないことで、リアデザインの自由度が増し、初代エスティマを思わせるモノフォルムデザインを採用。オーソドックスながら、親しみやすいエクステリアに仕上がっている。当時のトレンドだった高出力、低燃費の直噴エンジンD-4を搭載していたのは兄弟車中ナディアだけ。さらに車高を上げ、エクステリアにもオーバーフェンダーを追加することにより、SUV のテイストを盛り込んだタイプSUもラインアップに加わった。これはもはやセダン、ワゴン、ミニバン、SUVのイイトコ取りで、どんな生活シーンにもマッチする車といえよう。兄弟車のイプサム、ガイア(アイシス)が次々とフルモデルチェンジするなか、ナディアには次世代モデルは用意されず、一代でその使命を終えることとなった。
98年の発売当初は2リッター直列4気筒DOHCを搭載した2.0と直噴エンジンを搭載した2.0D-4の2本立て。駆動方式はFFで、2.0には4WD も設定あり。また、装備の違いにより、Sセレクション、Lセレクションが用意された。99年6月に2.0をベースにSUVルックに仕立てた2.0タイプ SUを追加。さらに01年4月には高出力エンジン1AZ-FSE(152馬力/20.4kg-m)を搭載した2.0Xもラインナップに加え、タイプSU、4WDモデルも同タイプに設定されていた。
特筆すべきはやはり、タイプSU。阿部寛がCMキャラクターを務め、様々なライフスタイルにあわせ、コスチュームをタキシードや釣り人などに着替える様は、まさにこのナディアタイプSUのコンセプトを端的にあらわしたモノだろう。オールマイティに使用できるナディアが一代で終わってしまったのは、少し悲しい気がするが…。
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