コロナ T190系のカタログ情報。コロナ T190系のエンジン、トランスミッション、内外装の仕様、燃費情報など詳細なスペック情報を、最新グレードから過去モデルまで、あなたの欲しい情報がどこよりも詳しく探せます。
のちのモデルが車名を“コロナプレミオ”と改めたため、初代が登場した1957年以来続いてきた“コロナ”としては最後のモデルとなる。兄弟車としてカリーナを持つが、コロナの方がよりコンフォート志向の性格といえる。じつはトヨタ車の中ではクラウンに次いで歴史が長く、マークIIやカローラとともに長年トヨタの屋台骨を支えてきたといってよく、1992年2月に登場したST190系はその8代目となる。歴代コロナが持ち続けてきた国産ミドルクラスセダンの代表格という位置付けはキープしたまま、先代のST170系に対して全長を40mm拡大。居住性の向上が図られた他、併せて装備の充実化などによって快適性が大幅に向上している。また、4ドアセダンだけでなく5ドアハッチバックボディも用意されるのがコロナの特徴。ラゲッジスペースの絶対容量にアドバンテージがあるだけでなく、リアハッチゲートならではの大きな開口部とリアシートのアレンジによってセダンをはるかに上回る高い実用性を誇る。残念ながら国内においては販売面で決して成功したとは言えないが、大きな魅力を持ったモデルであることには変わりない。
まずセダンに搭載されるエンジンは1.6リッター115ps、1.8リッター125ps、2リッター135ps、2リッターディーゼル73psの4種類で、いずれも直4。それぞれ装備の違いによって下からGX、セレクトサルーン、EXサルーンというグレードが用意され、1.8リッターと2リッターには本革巻きステアリングホイールやABS(2リッターになるとTCS/トラクションコントロールシステムも)などを標準装備した最上級モデルEXサルーンGもラインナップされる。トランスミッションはグレードに関係なく5速MTと4速ATの2種類を用意。ディーゼルを含む2リッターモデルではFFの他、4WDを選ぶことも可能だ。一方、5ドアハッチバックのSFシリーズは1.8リッターと2リッターのみの構成となる。4速ATの他、1.8リッターでは5速MTの選択肢もあり。さらに4WDの設定がなく、全グレードともFFだけの展開になるのがセダンとの違いだ。ちなみに2リッターはABSとTCSが標準装備、1.8リッターではABSのみメーカーオプションとなる。
機能面では実用性重視の設計がなされる一方で、スタイリッシュなボディは空気抵抗係数(Cd値)0.31を誇るなど、クラストップレベルの空力特性を実現していたのもST190系の大きな特長。ST170系までは存在していた2リッター直4スポーツツインカム搭載のGT-Rが消滅したのは残念だが、このコロナをベースに初代カルディナが設計されるなど、のちのトヨタ車ラインナップに少なからず影響を与えたのは事実だ。
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