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年収の格差で検証する「デザイン」と「機能」へのコダワリ度
ガリバー自動車流通研究所レポート

Gulliver 自動車流通研究所

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■ ヒトは年収の格差によってモノの選び方が違うのだろうか?

歴史が物語るように、生活が豊かになるにつれヒトは便利さを追求する

 3つ目のキーワードは「年収格差」。携帯電話/自動車ともに機能商品であるにも関わらず、「デザイン」という要素が買い替え時の重要なポイントとなっていることが分かった今、そのコダワリ度を世帯年収という角度から比較検討してみることにした。
Q. 【平均値】 携帯電話と自動車
《機能性とデザイン。アナタはどっちにこだわる?》
【平均値】 携帯電話と自動車《機能性とデザイン。アナタはどっちにこだわる?》
 ケータイとクルマ。共通して言えることは、どちらも距離を縮める「機能性」を持ったモノである。携帯電話は遠くにいる人と会話やメールをして距離を縮め、クルマを走らせることによって遠くへ移動することができる。
 その便利さを追求するために生まれた商品が成熟期を迎えた時、ヒトは「デザイン」によってその差別化を図ることとなる。そして今、そのデザインがモノ選びの重要ポイントとなっている。
「機能性」と「デザイン」。この2つの要素に対するコダワリを比較した場合、グラフのように「どちらも機能性を重視する」という声が55%と過半数を超える。しかし、そこに「年収の違い」という切り口を加えたらどうなるのか? 生活の豊かさが与えるモノ選びへの影響を調査してみた。

【クロス分析B】 ケータイを機能で選ぶ人は、クルマをドライビング性能で選ぶ

Q. 【世帯年収別】 携帯電話と自動車 《機能性とデザイン/アナタはどっちにこだわる?》

【世帯年収300万円未満】のモノ選びは?

 「ケータイはデザイン重視」という声が大幅にアップして25.0%。その大きな要因は、この300万円未満という年収階層が数多く抱える世代的若さにあるのだろう。
 現代の若者は《カスタムジャケット》などケータイを着飾ることに楽しみを見出しつつある。既に「若者向けのドコモ」をアピールしていきたいNTT ドコモは、著名デザイナーらがデザインを担当して携帯電話の関連商品をリリースするブランド『ダットエムオー』を立ち上げている。この戦略が携帯電話市場の今後を左右していくかに注目だ。

 一方の自動車業界では、近年でデザイン性からヒットしたクルマの代表格として《日産キューブ・キュービック》が挙げられる。CMを見ても明らかなように、確かにコチラもターゲットは若年層である。



←NTTドコモが2月中旬から立ち上げた『ダットエムオー』ブランドで好評発売中の「カスタムジャケット」。他にもストラップなど、毎週、著名なデザイナーを起用したアイテムを500個限定リリース。ケータイをファッション感覚で着飾ることを楽しむ若者層を中心に人気を博している。
写真:カスタムジャケット


【世帯年収300万円未満】のモノ選びは?
日産キューブ・キュービック
《日産/キューブ・キュービック》のカタログはコチラ >>>

【世帯年収800万〜1000万円未満】

  平均値で53.9%もあった「ケータイもクルマも機能性を重視して選ぶ」という声が、この世帯年収800万〜1000万円という高収入層に限ってはさらに65.4%へとUPする。
 昨年12月にau(KDDI)で始まった累計600万曲を配信する音楽配信サービス《着うたフル》は、auの加入者激増に大きく貢献した注目の携帯電話の新機能。それだけでなく、「携帯電話で音楽を聴く」という新しいスタイルを提供したという点では、生活に余裕があり、機能性を重視する高収入層に最も響く魅力的なサービスと言える。  一方の自動車業界では、新たに先進的な機能が開発されると、その多くはまず「高級セダン」に投入されることが多い。昨年の例で言えば《世界初の4輪駆動力配分システム》を搭載して日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した《ホンダ/レジェンド》は、まさにその典型的な成功例と言えるだろう。



←ドコモがルックスなら、auは音楽で勝負。累計600万曲を配信するという日本最大級の音楽配信サービスを整備し、その普及のために新型機種をリリースしてきた。検索〜ダウンロードやCD購入など、「ケータイで音楽を聴く」という新たな文化を根付かせた功績は大きい。
写真:「着うたフル」の音楽を楽しめるauの新機種


【世帯年収800万〜1000万円未満】
ホンダ/レジェンド
《ホンダ/レジェンド》のカタログはコチラ >>>

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