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ガリバー自動車流通研究所レポート

Vol.28 [2004年11月10日発行]

Gulliver 自動車流通研究所

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-2004年の総決算-
2004年、注目を集めた新型車No.1はエリシオン
〜2005年は新型ミニバン 《プレマシー》に賭けるマツダをイチオシ!!〜
   5月のエリシオン登場から本格的に始まった2004年の新型車ラッシュ。翌月にはパッソ/ブーンが、そして今年後半には日産が一挙6台発表という大攻勢!! なかなか面白いトップ3ブランドの争いでしたが、ミニバン勢で他に目立ったリリースがなかったため、エリシオンが最も多くの人々の注目を集めました。

  ユーザーに2005年の注目ブランドを調査した結果、やはりメーカー別の期待度はトヨタ、ホンダ、日産の順ですが、ガリバー自動車流通研究所が選ぶ注目度ナンバー1は“マツダ”。30代男性の圧倒的な支持は、これまで培ってきたスポーティー路線が得意なマツダの利点であり、これをミニバンに反映できれば、新たな市場開拓へ繋がっていくと考えられます。

  目次
  ライバルのミニバンが登場しなかったことで、「エリシオン」が今年の話題を独占!!
 2004年に登場した新型車種のうち、アナタが気になったモデルはどれですか?
 2004年に登場した新型車種のうち、アナタが実際に購入したくなったモデルはどれですか?
2005年、トヨタ/ホンダ/日産の「三大ブランド」追撃の一番手は「マツダ」 !!
2005年、アナタは どのタイプの車が流行る と思いますか?
 −マツダ躍進のカギはプレマシーが握る!!−
ライバルのミニバンが登場しなかったことで、「エリシオン」が今年の話題を独占!!
 
■エリシオン人気が物語る、ミニバン人気の継続。
 2004年、新型車のリリース動向が実質的に動き出したのは、ホンダが満を持して発表した最上級ミニバン「エリシオン」がデビューした5月ということになるでしょう。そして結果的に、このエリシオンが今年登場した新型車の中で最も気になったモデルにも選ばれました(49人)。これはミニバン人気が継続している証であり、また、エリシオン以外に取り立てて注目のミニバンが登場しなかったことも挙げられます。
 
■トヨタ/ダイハツのコラボがコンパクト部門の起爆剤に!!
 これに肉薄したのが、6月に登場したトヨタとダイハツの共同開発車「パッソ/ブーン」(37人)。このコラボレーションモデル、トヨタのブランド力が大きな後ろ盾となって大ヒット(あの妙に耳に残るCMソングのインパクトも強烈!!)。これを受けて、8月にはコンパクトカーを含む「小型車」の販売台数が127,886台を記録して1年5ヶ月ぶりに前年を上回り、昨春以来低迷していた同クラスを復調させる起爆剤となりました。
 盛り返しを図る日産は今年後半から「ムラーノ」ほか合計6車種を一気にリリースしましたが、セドリック/グロリアの後継モデルである「フーガ」が5位(23人)に食い込むだけに留まりました(販売台数データ/日本自動車販売協会連合会)。
 
2004年に登場した新型車種のうち、アナタが気になったモデルはどれですか?
2004年に登場した新型車種のうち、アナタが気になったモデルはどれですか?
※複数回答可
男女別で見ると、「マジェスタ」や「フーガ」といった高級車勢が男性に、「ムーヴラテ」や「ポルテ」
「ゴルフ」といったコンパクト系は女性に支持されています。
気にはなったものの、本当にその新型車が欲しいか?という問いに対しては・・・
2004年に登場した新型車種のうち、アナタが実際に購入したくなったモデルはどれですか?
1位 ホンダ/エリシオン
【5月デビュー】
・ホンダが好きで、エリシオンは「いかにもホンダ」というイメージ。
・見た目が大きいし、大勢でもゆったりと乗れそうなので。
・とにかく「顔面」がカッコいい。
・あの「高級感」がいい。
・実は私、実際に購入しました。乗り心地はミニバンの中ではとても乗りすく、大きさもそれほど感じさせません。同じタイプの車で比較しても、あれほど座りやすい後部座席のシートはないでしょう。
・ミニバンなのに走りが良さそうだから。
1位 ホンダ/エリシオン 【5月デビュー】
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2位 トヨタ パッソ&ダイハツ/ブーン
【6月デビュー】
2位 トヨタ パッソ&ダイハツ/ブーン 【6月デビュー】
・トヨタ車でしかもコンパクトというところに興味を持ったから。
・実際に街で走っている車を見てかわいかったので。
・毎日の買い物や、最寄り駅までの送迎に適している。
・娘が耳元で歌うから。
■トヨタ パッソ
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■ダイハツ ブーン
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3位 ダイハツ/ムーヴラテ
【5月デビュー】
3位 ダイハツ/ムーヴラテ 【5月デビュー】
・軽自動車とは思えないぐらい室内装備やデザインが優れているのに値段は安めでお得感がある。
・今までにはないぐらいかわいらしい車だと思うし、女性のことを考えて、使いやすく作られている点がとても魅力的だから。


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4位 クラウン・マジェスタ
「国産車では最高レベルと思われる」 「やはりクラウンは最高ですね」
5位 ティーダ
「コンパクトカーでありながら質感も高い」 「コンパクトでも室内が凝ってそうなので」
6位 アイシス
「7人乗りで、両側スライドドア等、希望をかなりクリアしているから」 「万人向けです」
7位 VWゴルフ
「友人が購入したが、乗り心地が良かった」 「今乗っているゴルフも満足している」
7位 フーガ
「高級車の割には金額が安い」 「室内の作りが良い」 「新型車に力を入れているから」

エリシオンは高級感や快適性といった要素が「欲しい」という物欲を刺激している。
■2位パッソ/ブーンはトヨタのブランド力やデザイン力が影響し、3位のムーヴラテは買い得感や女性ウケの良さが上位に押し上げた。
2005年、トヨタ/ホンダ/日産の「三大ブランド」追撃の一番手は「マツダ」 !!
 
※2005年、アナタが期待する自動車メーカーはどこですか?
 皆さんの予想通りでしょうが、トヨタがダントツで、それをホンダと日産が追いかける図式です。問題は今年、一連の不祥事問題が発覚した三菱。当然、期待する声は少ないものの、中には「リコール騒ぎで気持ちを一新してくれたと信じている」「今度こそ本気で立ち直って欲しい」「三菱の車が好きだから」という意見もあり、三菱がこういった声をどこまで受け止められるかに注目です。
※2005年、アナタが期待する自動車メーカーはどこですか?
メーカー別に検証
TOYOTA TOYOTA検証結果
老若男女バランス良く支持されてる点はサスガ
  円グラフを見ていただければ一目瞭然、とにかく男女/年齢問わず、バランス良く期待されていることが分かります。この点がトヨタの強みと言っても過言ではないでしょう。
HONDA HONDA検証結果
ミニバンが人気のホンダらしく、男性層に人気
  トヨタと同様にバランスは良いが、特に男性群が若干多いのが分かります。オデッセイや今年発売されたアルファードなど、ミニバンでの強さが30代の男性の期待に表れています。
MAZDA MAZDA検証結果
未だに残る「スポーツのマツダ」来年も期待のロードスターら続々
  30代で男女差が如実に表れたのがマツダ。コレを「女性層が弱い」と見るよりも、ひと昔前のRX−7のイメージが男性層にはまだ強烈に残っていると考えるべきでしょう。「メインの車種の型が、古くなってきているので、大幅なモデルチェンジに期待したい」といった声にもあるように、来年にはRX−8の追加車種や、新型ロードスターといったスポーティー路線に期待のモデルが待っている点も、30代男性の期待を煽っているようです。
NISSAN NISSAN検証結果
日産の復権は 30代の女性をいかに取り込むか。
  全体的に男性層に強いのか、女性層に弱いのか、とにかく男女の比率が極端です。「Shift The Future」を会社として掲げるのであれば、女性層の取り込みがKEYとなりそう。
自流研メンバー・徳田透は来年の「日産」をモーレツにプッシュ!!
 2005年までに100万台の販売増を目指す日産。順調な欧米市場に比べ弱かった日本市場を補完する04年後半の新車ラッシュ効果により、今のところ好調のようです。あとは他社にやや後れをとっているミニバンだけですが、12月登場のラフェスタや05年デビューが噂されるセレナなど本命目白押し。気合い入ってます!これは05年の推移にも期待が持てそうですね。 ガリバー自動車流通研究所徳田透
2005年、アナタはどのタイプの車が流行ると思いますか?
 
−マツダ躍進のカギはプレマシーが握る!!−
−マツダ躍進のカギはプレマシーが握る!!− 今年のコンパクトブームが2005年も続くと予想する人が17.3%でトップ。確かにヴィッツ(トヨタ)、ノート(日産/マーチの派生モデル)、シビック(ホンダ)、R1(スバル)などなど、楽しみなモデルが発売を予定。完全にミニバンの勢いを止め、来年もコンパクトに注目!!
軽自動車 コンパクト ミニバン
軽自動車検証結果 コンパクト検証結果 ミニバン検証結果
マツダの期待を一身に背負うプレマシー。6人乗りから7人乗りへのアレンジが簡単で、3列目シートの収納もワンアクション!! −マツダ躍進のカギはプレマシーが握る!!−
 30代男の私が注目するのは、やはり2005年に「次期ロードスター」をリリースするというマツダ。しかし、そのマツダのカギを握るのは30代の男性が「2005年に最も流行るだろう」と考えているミニバン(上記円グラフ参照)ではないでしょうか? こうなったらコンパクトで30代の女性層を取り込むのではなく、30代の男性をさらにアツくさせるのがトップ3を脅かすポイントではないかと考えています。そういった意味では、先ごろの東京モーターショーで注目を集めていた「プレマシー」が、マツダの今後を左右しますね。 ガリバー自動車流通研究所徳田透
 
■ 調査協力:インフォプラント
・自動車を保有している18歳以上のインターネットユーザーに調査(有効回答数:300人)
   
 

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